熱帯魚 入門、意外な落とし穴タイトル画像【熱帯魚の飼い方・飼育方】

意外な落とし穴?


 

当店ではあり得ないため省略しようと思ったものの、対象が初心者、しかも当店に物理的に『来られない』方達をも考慮しなければならないので、この項を後で追加しました。

『販売店』においては、『濾過』が十分に調[ととの]っていない段階で多くの魚達を購入さ・せ・ら・れ・てしまうが為だったり、恣意[しい]的に説明を省略されてしまっているコトが多いため、『アンモニア』や『亜硝酸』といった『濾過』の過程の中で生産される『有害物質』(本来なら、より無害な『硝酸』にまで分解されることが『濾過が効いている』というコト)の蓄積により、魚達を死なせてしまう方達のあまりにも多いこと…。(『魚が死んだ』のではなく、『無知により死なせてしまった』または、『予備知識を得る努力を怠[おこた]った為に「販売店」を選んでしまったので死なせてしまった』という事実から目を背[そむ]けるのであれば上達しようもないでしょう)

最初に導入するべき魚達の量を(匹数でないことに注意!)少な目にしたり、『エサやり』を抑えるコトで上記のような失敗を十分に防ぐことができるのですが、『亜硝酸の増加』を逆手[さかて]に取った『バクテリア』や『濾材』、『濾過器』を売りつける為の口実にしてしまう『専門店』とは名ばかりの『売れさえすればイイ店』も多いので注意が必要です。(ディスカスの成魚一匹がネオンの数千匹に相当!! ・体重比)

穿[うが]った見方で言えば、『亜硝酸の増加』を避けられない状況にしておいて、親切を装って『水質検査』をした上で『亜硝酸の危険性』を説[と]き、初心者には『猫に小判』でしかない?(瀑気不足による失敗が起きやすい)パワーフィルターを『濾過能力が高い』と買わせたり、より高価な濾材への交換やバクテリアの追加を強要してるッてコト!『そういえば…』ッて思い当たるフシが多い方も少なくないでしょ?

誤解を恐れずに言ってしまうが、『変温動物』である魚達は一週間ほどの絶食など『へっちゃら』なので(もちろん『健康な魚達』であることが前提)、極端な方法だが魚達を導入してから(水槽をセットして同時は不可!)全くエサを与えずに様子を見るのも一つの方法だったりもします。その間に魚が死んでしまえば、例え『適切なエサやり』だったとしても、その魚達は『同じ結果』でしかない『初心者にとって死んで当たり前の魚達』であると言えるでしょう。(当店を利用できない方達という前提の例)

ちなみに、私たち人間などの『ほ乳類』を始めとする『恒温動物』に比べると、同じ体重の『変温動物』である魚達では、たった2〜3割のエサ(栄養)で成長することが可能なのです。言い換えれば、私たち『恒温動物』は食事(カロリー)の7〜8割を体温を維持する為だけに使っているとも言えるのですから驚くばかりです。(だから健康な魚達は長期間の絶食に耐えられる)グッピーのような代謝が速い一部の魚種を除き、数日から数週間の留守でも、あえてエサやりを控えた方が無難です。(ウィークエンドフードが…) 予備知識を得るための努力を怠ったり、意図的に与えるべきアドバイスを省略されてしまったが為に、購入したエサに必ずと言って良いほど書かれてある『一日2〜3回与えて下さい』を鵜呑[うの]みにして、初心者が陥りやすい『亜硝酸の増加』による失敗が起こるべくして起きているのです。(自業自得?否、卑怯[ひきょう]でしょ?)

当店でなら、最初からフルサイズのカーディナルテトラを60レギュラー水槽で100匹入れて始める事など造作[ぞうさ]もないコトですが(あくまで比較のための例え)、何故かはここまで読んだ方達には簡単に理解できるコトでしょ?

こういった簡単に避けられる失敗を『試練』や『洗礼』だと片づけられたり、『pHショック』や『水あたり』とごまかされてしまうようでは、その先も自[おの]ずと見えてしまうというものです。それでも、あなたはダマされ続けることを選びますか?

当店の場合だと、『意外な落とし穴』ではなく、『意外な発見』になっちゃうコトが多々あります。最初は魚を飼っている彼に付いて来ているだけだった女性が『私も飼ってみたーい』と、彼が余していた45センチ水槽で『オレンジグリッターダニオ』を2ペア飼い始め、一週間も経たないウチに『イッパイかやっちゅう!(土佐弁・「たくさん孵化している」の意)』の知らせが…。挙げ句に、『つぎ何ふやそう?』だって…。

もちろん上記のエピソードは魚を繁殖させる前提でダニオだけを入れた水槽を用意した上での結果だが、コレと言って特別なコトはしていないので、その気になれば誰にでも簡単にできることなのです。後日談‥どうやら、彼女『ディープレッドホタル』をお気に召したようで…Mちゃん『コレは簡単?』、筆者『ダニオに比べるとチョット難しいけどね』続けて筆者『もしかしてコレも2ペア?』、Mちゃん『 1ペア !!』、筆者『…もっと買[こ]うてちや〜(土佐弁) 儲からんろ〜』

確かに、状態の良い魚だけを売ったり、お客様を上達させるのが上手でも、商売上、良いことは余り無いかもしれません。お客様の中には、自分の手柄だけにしてしまったり、何事も無く飼えてしまうが為に、早く興味を失う方もいるかもしれません。上手に飼えるからといって、誰もが水槽を何本もお買い上げ頂いたり、(初心者向きとされる魚達に比べて)高価な魚達を飼い始めるとは限りません。アドバイスを聴きに来るだけで、安売り店で買い物をする無神経な方が多いのも事実です。お客様にとっては、濾過器や濾材、水質調整剤などをアレやコレやと試すのも、おもしろい事なのかもしれません。しかし、魚達は実験動物でもなければ、単なる商品と割り切る事もでません。上手に飼えて当たり前の魚達だからこそ、間違った飼い方を改めるコトのできない命の消費者に売りたくもなければ、効果が期待できなかったり、乏しく感じられるモノを、素知らぬ顔をして売るコトもまた、できないのです。

良い魚と確かな情報だけを提供する店であり続けるのは、お客様の「なるほどね!」を聞きたいが為、この趣味を多くの人と共有したいが為、水槽に秘められた感動や発見を知ってもらいたいからこそ、当店はこれからも「アクアマイスター」足り得るのです。

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