熱帯魚 入門、頑なにタイトル【熱帯魚の飼い方・飼育方】

[かたく]なに…


ピーシーズ刊・アクアウェーブ掲載広告より

職人(マイスター)気質[かたぎ]ですいません!

当店では『店の水槽の水』をサービスで「水槽をお買い上げ頂いたお客様」などに差し上げたり(強要してる?)しておりますが、もちろん「バクテリア」や水質調整剤を販売した方が『商売上』イイ事は承知の上です。又、『水槽の水』の対価を初心者の方々に対して求める事がムズカシイのも致し方ありません。しかし、手塩に掛けた魚達を『お嫁に出す』以上、嫁入り道具としての『水』を持たせない訳にはまいりません。時として、飼い主を選べない魚達に代わり『お婿様を選ぶ』事すらございます。よって、魚達を安売りする事など未来永劫あり得ません(キッパリ!!)。全ての熱帯魚店の『水槽の水』が「理想的」だとは限りませんが、少なくとも当店が用意する『水』は水質調整剤や「バクテリア」を使用しても得られない『水』なのです。

この様に当店では「水槽の水」を「水槽をお買い上げ頂いたお客様」にお持ち頂く事で(上手に飼えて当たり前の魚達だからこそ)一匹の魚も無駄に死なせる事無く始めていただけるのです。(だから儲からないんだっちゅうのヾ(≧∇≦)ノ" !)

『当店の水槽の水』は、先ほどまで魚達が泳いでいた『水』であり、例え別の水槽だったとしても、同じように管理された『水』なので違いはありません。これらの『水』を水槽の50%〜100%の量をお持ちいただく事で、魚達にとって最大で50%の水換えをする事と同じ変化で済ますことができるのです。(20gのポリタンクを10本も3階まで持って上がったのは、さすがにつらかったッス(´ 3`)=3フゥーッ。)

当店を含め『死んで当たり前の魚』を決して販売しない『熱帯魚屋』であれば上記にある事は可能ですが、白点病すら持ち込む事のある(残念ながら大多数の)『販売店』の水槽の『水』を入れたとして、数ヶ月(最悪、一週間程度だったり)で、ほとんど全ての魚が入れ替わっていたとしても何の不思議もありません。

中には『どうしても最初は死ぬから、(水を作るためにパイロットフィッシュという名目の)死んでもイイ魚を入れたらいい』なんて、とんでもないアドバイスをする厚顔無恥[こうがんむち]な『販売店』すら存在するのです。こんな店を選んでしまわない為にも予備知識を得た上で『最初の水槽を購入する店』を決めましょう!(厚顔無知とも言える?)

『生物濾過』を立ち上げる為の商品としての「バクテリア」を魚や水草が入る前に入れたところで、効果に乏しい事はご存じでしょうか?「バクテリア」の食物に当たる「汚れ」が無い水槽では増えようがありません。もっとも、当店では「バクテリア」では無く「水槽の砂一握り」なので、やっぱり儲かりません…ヽ(T◇T)ノ オテアゲ。『濾過』は「バクテリア」として売られている様な数種の細菌(=バクテリア)だけで成り立つものではナイのですから…。

最近ブームの?アクアテラリウムが為に水中では育成不可能な観葉植物が大手を振って(水中育成不可が明記されていれば問題ないのですが…)豊富に陳列されているので、初心者には以前にも増して注意を必要としています。敢えて水中では育たないドラセナ(ポピュラーな観葉植物)等を問うて、店の善し悪しを判断する材料にするのもいいかも?(水中育成不能を知らせるか否[いな]か)と言っても、そのドラセナが昔ッから水草として売られていたりもするのだが…。(水草が消耗品と考えられていた悪しき習慣から?┐( ̄ヘ ̄)┌ いやはや何とも)

又、例え水草であっても育成の難しい種類(二酸化炭素の添加が不可欠な種など)を販売する際に、導入する側(客)の条件 (光や二酸化炭素など) を尋[たず]ねもしない店員(店)も少なくありません。(ほとんどが、何も聞かずに売るように指導すらされている!


知識の宝庫


自制心の働く慎重な方が入門書等で事前に知識を得られて(知識欲もある)来店されたりすると、『水草を初めに植えて数日間、空回しする』なんて事もあったのですが、最近めったにお目に掛かれません。最近といえば、『本離れ』が進んでいるそうですけど、筆者の世代では、「マニュアル本」なんてジャンル?や言葉が流行って?いただけに隔世[かくせい]の感がいたします。せっかちな自己虫(by公共広告機構)ばっかりなの?

出版物を発行するコトとは、そのほとんどが経済活動の一環ゆえ、当然に利潤を追求します。ですから、売る為にその内容の充実と責任を負うのですが(悪い面も無くはないが…)、誰もが、何時でも、好きなだけ、アクセスする事のでき、匿名性の強いインターネットには余りにくだらなさすぎる『情報』とは呼べない文字の羅列[られつ]が並んでもいるので、善し悪しを判断する事のできない初心者が『手引き』にするには無駄が多すぎます。(初心者や俄[にわか]マニアがアドバイスしていたり…、話になりません!)

出版物の悪い面とは、その多くが広告収入に経営を依存している為、クライアント(広告主)にとって都合の悪い情報(グッピーは初心者向きの魚ではありません!等)を掲載できない事に尽きます(広告を得られなくなるから)。この事からも、いかに『死んで当たり前の魚を売っている店』が多いかを伺い知る事ができるでしょう。が、中には熱帯魚業界の発展(将来?)の為、「『安さ』を謳う広告は掲載しません」なんて『志』(こだわり?)をもった立派な出版社も存在するので(前述)、そういった『本』に出会えると、この趣味の醍醐味を垣間見る『きっかけ』にはなるかな?(妥協もあるけど…)

何事も経験がすべて」だなんて考えもあるでしょう。『熱帯魚』なんて、確かに飼い始めなきゃ解らない事だらけなのも事実。ですが、人間が一生の中で『身をもって』知り得ることなんて、一体どれ程のものでしょう?それに引き替え、一冊の『本』の中には先人が『命』を賭したり(地動説…あれっ?熱帯魚の話じゃあないの?ッて、まぁまぁ、魚の話では前人未踏のジャングルを物ともせず魅力的な魚達を紹介するHeiko Bleher氏の活躍など)、その生涯を懸けて得る事のできた知識も数多く含まれているのです(熱帯魚に限らず、人生においてだ!)。入門書の一冊も見ずに始められた方達の無駄の多い事といったら…、えっ?見たのに上手に飼えないって?まぁ『初心者向きの魚』の文字や『飼い方』に『妥協』や『ウソ』が余りに多いから、コレを始めたんだけど…。

ただ、コレを始めるにあたって躊躇[ちゅうちょ]があったのも事実。なぜなら、自分自身に余りに都合の良すぎる俄マニアが、インターネットという最強の武器を手にした今は、それこそ火に油を注ぐようなモノなので、ますます俄マニアを増長させ、世に蔓延[はびこ]らせることを危惧したからに他ならない。それほど筆者は今の熱帯魚の世界を悲観してしまっている。俄マニアばかりだから…、俄マニアが始めた程度の店でしかないから、死んでアタリマエの魚達が溢れているのではないでしょうか?

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