熱帯魚 入門【熱帯魚の飼い方・飼育方】B・マクロストマ親子

上手に飼うためにすべきコト!!

(譲れない!!コト)

 

当店を含め、『 死んで当たり前の魚 』 を売らない本当の熱帯魚屋を見つけるコトができたらば、何の問題もなく始められるコトでしょう。ここからは 『 上手に飼えて当たり前の魚達 』 を状態良く維持するための方法について進めたいと思います。

『 死んで当たり前の魚 』を売る販売店の多くが 『 水合わせ 』 を強 [ し ] いるのは 『 塩素を中和して水質調整剤を入れたダケの水 』 が魚達を導入するのに不十分であることを理解している(?)からに他なりません。もしくは入荷直後の治療の為、水槽に塩を入れている魚達を販売する際、良心の呵責[かしゃく]からアドバイスを付け足しているのかも?よりひどい『 販売店 』では、『 死んで当たり前の魚 』 を売っておきながら、死んだ理由を 「 『 水合わせ 』 が不十分だった為 」 などと、責任転嫁のための逃げ道にもしているのです。 ( デリケートな扱いを必要とする病魚を販売しているから?)

上述のように 『 水合わせ 』 はしてあげるに越したことはないけど、する必要がないように準備をしておくべきだし、なにより 『 水合わせ 』 をする必要のない 『 上手に飼えて当たり前の魚達 』 を手に入れるコトを重視すべきなのです。ただ、このような入門書等に書かれている程度の知識しか持ち合わせていないが為に、そう信じて疑わない 『 俄マニアが始めた程度の店 』 も少なくありません。( 純粋に魚達の為を思っての店もあるが… )

事実、当店では入荷した魚達を pH で 2 以上違いのある水に 『 ドボン !! 』 なのですから。 『 pHショック 』 があるならば、当店の魚達はほとんどダメになるはず?しかし現実にはそうはなりません !! あるとすれば、その魚の生存できる範囲を超えてしまっている場合のみ!! コレが 『 pHショック 』 や 『 水あたり 』 のもう一つの正体です。 ( 途中で足した魚達ダケを死なせてしまう理由の代表 ‥ ネオンが一番丈夫、水を換えない方が上手に飼える、なんて言っている方の大半の水槽はpH が3台と極端に低く、他の魚達が生存できないでいる )

しばしば俄マニアが 『 水を換えない方が上手に飼える( 店で言われることすらある… ) 』 などと厚顔無恥 [ コウガンムチ ] な能書 [ のうが ] きを垂れていますが、『 なぜだか解らないけど、そうだから 』 といった程度のものでしかありません。また、飼育書等でお約束の 『 一週間に一度、三分の一程度の換水 』 は文句を言われないような ( 飼育者だけでなく、広告主からも ) 無難なモノでしかないのです!! (日本の事なかれ主義の産物?)

魚達を飼育する以上、エサを与える必要がありますが、その為に水が濃くなってしまうのは前述しました。では何が蓄積してしまうのでしょう?


【エサ・タンパク質→フン・窒素化合物→アンモニア・NH3→亜硝酸 ( 塩 ) ・NO2→硝酸 ( 塩 ) ・NO3 】

飼育書等には、必ずと言ってよい程に上記のような、『 生物ろ過 』 や 『 ろ過の本質 』 の仕組みを教える式?が書かれていますが、重要な栄養素であるタンパク質を構成するのに欠くことのできない窒素 ( N ) の変遷 ( へんせん ) を示しています。そこには最終的に 『 硝酸 』 ができることを見て取れますが、そう!硝酸 ( HNO3 ) がたまっていくのです!

『 硝酸 』 は 『 酸 』の一種で ( しかも強酸 ) 、水を酸性に傾けてしまいます!ですから、エサを与えることで水は 『 エサの分だけ酸性になる 』 のです。ならば、『 酸性になった分だけ汚れ ( 老廃物 ) がたまっている 』 のであって、どれだけ酸性になったかが分かれば、どれだけ汚れたのかを知ることができるので、コレを利用しない手はありません。

それぞれの水槽で、飼育されている魚達の数も違えば、エサの量も違うはず!どれだけ水を換えなければならないのかは、それぞれの水槽で違うのです! ( 休日に合わせた、一定の間隔で換水量を増減すれば良いダケ!! )  魚達が少なく、エサも少なければ、何も 『 一週間に一度、三分の一程度の換水 』 など行う必要はありません。もちろん、魚達が多く ( 匹数ではなく総重量 ) 、エサの量も多ければ 『 一週間に一度、三分の一程度の換水 』 でも水換えが十分とは言えない事態も生じるのです。 ( ディスカス等のベアタンク飼育など )

『 初心者だから魚を死なせて当たり前 』、『 初心者だからpHなんて… 』 等、初心者であることを免罪符のように 『 ひけらかす 』 向上心の無い方は少なくとも生物を飼ってはいけません。経験に乏しく、魚達や水草、水から発せられるサインをくみ取るコトのできない初心者だからこそpHを測らなければならないのです !! ましてや、数分も掛からない pH の測定と、必要のない ( 換えれば良いッてもんじゃない ) 無駄な換水に掛かる時間と、どちらが短い ( 手間が掛からない・楽な・簡単な )手段かは、誰にでも判るでしょ?

いくら透明度が高く透き通る様な水でも、簡単に魚達を死に至らしめる水はいくらでも 存在するのです!! ‥例、pH3台の水 ←測ることで簡単に分かる‥この様なpH の極端に低い水は透明度も非常に高く、一見して良さそうに思えるのですが、魚達が 『 尾腐れ病 』 の様になり死んでしまうのです。薬をいくら入れたところで治りはしません!! そうなる前に 『 水を換えるダケ 』 で済むことも、測らなければ分かるハズもないのです。

最も合理的 ( 楽ッてコト ) かつ理想的な方法を実現するためには、前述したようにpHに影響を与えたり、pHの調節を目的とした底床や濾材を水槽に持ち込んではなりません。 pH の調節を目的とした底床や濾材を使用したとして、確かにpHが魚達の耐えられる下限を超えてしまわないようにすることは可能ですが、それは pH という 『 水質を表すひとつの目安 』 を誤魔化しているのに過ぎず、水に塩を入れ過ぎたからと砂糖を加えるようなモノで、なんら水質の改善になりはしないコトを知っておく必要があります。ましてや、必要以上に水を濃くしてしまうので ( エサが分解される事で生じる酸に対してアルカリが溶け出ることで一定に保っている ) 、換水に用いる水との 『 濃さ ( 浸透圧 ) 』 の違いが大きく、換水による失敗が多くなりやすいのです。( 濃い水の失敗の理由 )

俄マニアの 『 水を換えない飼育法 』 は、水を換えないことで pH が低かったり、浸透圧が高い ( 濃い ) ことで、細菌の増殖に抑制が掛かり、病気になりにくいコトを経験から 「 なんとなく 」 感じているだけで、いかんせん 『 なぜ 』 を理解できていないものですから、pHが下がり過ぎて死なせたり ( 全滅の憂き目に遭う事も少なくない。俗に『 崩壊 』 等と呼ばれる。または、低pHに強い魚ダケになってしまう ) 、恒常的に 『 濃い水 』 で飼育を続けて 『 代謝不全 ( 体の中の老廃物を上手く排泄できないコト・人の生活習慣病みたいなモノ・例、糖尿病 ) 』 で死なせたり、本来の魚達の寿命の半分も飼えていないのに、 『 上手に飼えているつもり 』 だから始末に負えません。( 濃い水のリスクの高さ )

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